いつもお世話になっている父親。
私の父も高校を卒業してからずっと朝から晩まで働いて、文句の一つも言わずに家族を支えている昔ながらの人です。自分が社会に出て働き出してからその大きさを実感しました。
ここまで育ててくれた父に少しでも感謝の気持ちを伝えたい。
そんなときに少し贅沢なウイスキーは非常に喜ばれると思います。
私も何度も父にウイスキーを贈っていますが、その度に普段は寡黙な父が顔を綻ばせていました。
今回は私の経験をもとに、父の日や誕生日に父親に贈って喜ばれるウイスキーというテーマで紹介をしたいと思います。
お父さんがウイスキーにそこまで詳しくない場合や、普段から晩酌しておりウイスキーにはこだわりがある場合それぞれに分けて紹介しています。
また、何を購入するか迷ったときにおすすめしたいウイスキーも紹介しているので、最後までお付き合いください。
父親はどんなウイスキーに喜んでくれるのか
まずは、「どんなウイスキーに父が喜んでくれるのか」ということについて少し考えてみたいと思います。
結論から申し上げますと、それが子供から贈られたものなら、どんなウイスキーでも父親は喜んでくれます。
普段飲んでいる角やジョニーウォーカーの赤をもらったら、「普段飲みのウイスキーを子供が覚えていてくれた」と嬉しくなるでしょうし、あなたが少し背伸びして高級なウイスキーをあげたら「こんなことにお金を使わなくていいのに…」と言いながらも喜びは隠しきれないでしょう。
ですが、日頃からの感謝を伝えたいなら「少し背伸びしたウイスキー」を贈ってはどうでしょうか。
「俺も働くようになって、これくらいは買えるようになったよ。ここまで育ててくれてありがとう。」
そんな気持ちを込めて、特別な1本を贈る。
きっと父親は万感の思いであなたのウイスキーを味わってくれるでしょう。
父親に贈るおすすめのウイスキーランキング
ただ、実際にウイスキーを贈るとなってもどれがいいのか見当もつかないという方も多いと思います。
そんな方にも選んでもらいやすくするために、おすすめのウイスキーをランキング形式でまとめてみました。
ウイスキーにそこまで明るくない場合や、こだわりがある場合に分けてご紹介しています。それぞれの金額や特徴についてもまとめているので、参考にしてください。
ウイスキーにそこまで詳しくない方に贈る場合
ウイスキーは嗜む程度で、普段から外で飲むときにハイボールやロックなどでたまに楽しんでいるという方の場合は、ジャパニーズもしくはスコッチの有名な銘柄を贈るのが良いと思います。
1位:山崎
何と言ってもバランスの取れた日本を代表するウイスキーです。
香り、味わい、余韻のどれもが素晴らしく、贅沢なひと時を味わうにはうってつけの1本だと思います。
昨今のウイスキーブームによって定価で購入できることはほぼなく、現在の価格帯としては現在20,000円前後。かなり高級なウイスキーですが、その分贈ったときには喜ばれること間違いなしです。
NV(ノンヴィンテージ)でも十分に美味しいのですが、感謝の意をより伝えるなら山崎12年がおすすめです。ウイスキー好きなら喉から手が出るほど欲しいボトルだと思います。
2位:白州
山崎と並んで人気のジャパニーズウイスキー。
ハイボールにしたときの爽やかさはどんなウイスキーにも代えがたく、森林浴をしているかのような爽快感が特徴です。山崎よりも白州を好む方も多いと思います。
こちらも山崎と同様に価格が高騰しており、20,000円ほどするウイスキーですが、懐に余裕がある方は白州12年もおすすめです。
12年物はまず自分では購入する機会がほぼないので、もらって喜ばれること間違いなしです。
3位:響
こちらも大人気のジャパニーズウイスキー。
バニラや花のような甘い香りがとても美味しく、ストレート、ロック、ハイボールとあらゆる飲み方で美味しく頂くことができます。
響は山崎や白州とは異なり、ブレンデットウイスキーという立ち位置ですが、ウイスキー=シングルモルトという方でない限り、必ず喜んでくれます。
また、容器自体のデザインが一般的なボトルとは異なり、飾ると見栄えも良いので飲んだ後にもインテリアとして楽しめる1本です。
響は種類によりますが、18,000円程度から購入できるボトルです。
4位:マッカラン
高級ウイスキーを代表する1本です。こちらはスコッチウイスキー(スコットランドのウイスキー)でとにかく癖がなくスムースな仕上がりとなっています。
マッカランは「ウイスキー界のロールスロイス」と呼ばれることもあり、高級ウイスキーという印象が強いです。少しでもウイスキーを知っている方なら絶対に喜ばれると思います。
マッカランの12年のモデルだと8,000円程度で購入できるので、先述した3本と比べると比較的安価に購入できます。在庫も基本的にあるので手に取りやすいというのも魅力です。
ウイスキーに詳しい方に贈る場合
自宅にボトルが何本も並び、ウイスキーには一家言あるという方にプレゼントする場合は一ひねりした方が印象に残ると思います。
もちろん、先ほど紹介した山崎・白州・響をもらって嬉しくない人はいないので、ジャパニーズを贈るのもアリですが、ここではウイスキーに詳しい人が「おっ、分かっているね」となるラインナップを紹介したいと思います。
※あまりにも癖が強いものは今回除外し、ウイスキーに詳しい人万人に刺さるものを集めています。
1位:イチローズモルト リミテッドエディション(青ラベル)
聞き慣れない名前かもしれませんが、埼玉県の秩父で作られているウイスキーです。
分類としてはジャパニーズウイスキーですが、ベンチャーウイスキーやクラフトウイスキーと呼ばれることもあります。
イチローズモルトはその完成度の高さから、売り出されるとすぐ完売し、海外のウイスキーファンの間でも抜群の人気を誇っています。
そんなイチローズモルトが手掛けるウイスキーの中でも、このリミテッドエディション(青ラベル)は最高級のボトルでファン垂涎の品。
フルーティーさと綿菓子のような甘味と表現され、口当たりもまろやか。イチローズモルトの他のシリーズと比べても段違いの美味しさです。
価格は10,000円から15,000円ほどです。店頭で見かけることはめったにないので、ネット経由で購入することをおすすめします。
2位:嘉之助(かのすけ) シングルモルト
こちらは鹿児島県の日置市というところで作られているウイスキーです。
先ほど紹介したイチローズモルトと同じく、ジャパニーズの中でもベンチャーやクラフトという立ち位置になり、ウイスキー好きなら知っているという感じのボトルです。
味わいはバナナやバニラのような甘さとスパイシーさが調和しており、熟成年数は低いものの非常に美味しい仕上がりとなっています。
価格帯はおおよそ10,000円ほど。ボトルは日置=sunsetにかけて、沈む夕日をイメージしたおしゃれなデザインとなっています。
3位:ニッカ フロムザバレル
ウイスキーに詳しい人なら絶対に欲しがるボトルです。
あのニッカが作っているのですが、一般的なウイスキーがアルコール度数40%~45%程度なのに対してフロムザバレルはなんと51%と飲みごたえのあるウイスキーとなっています。
ソーダで割ってもしっかりとした味わいが特徴のため、特にハイボールにして飲むのが好きという方には喜ばれるウイスキーです。
ボトルは丸みを帯びた四角形のデザインとなっており、個性的で可愛いのもポイントが高いですね。
フロムザバレルは定価で3,000円ほどですが、価格は高騰しており7,000~8,000円ほどで取引されることが多いです。
飲み比べセットもおすすめ
ここまではプレゼントにおすすめのウイスキーを各ボトルの特徴と併せて紹介してきましたが、父親に贈る際には飲み比べができるセットも非常におすすめです。
特に人気なのはジャパニーズウイスキーやスコッチウイスキーの飲み比べセット。
そこまでウイスキーに詳しくない方や、お酒自体が好きで色々なボトルを飲み比べしたいという方には特におすすめ。
下記の白州・知多・碧Aoの3本セットはかなりお買い得になっているので、迷っているなら購入をおすすめします。
また、少量ずつ入ったミニボトルのセットもおすすめ。晩酌の際に様々な味を比べることができ、長い時間をかけて楽しむことができるのが魅力です。
700mlのボトルとは違ってそこまで場所も取らないのもおすすめできる理由です。
例えば下記のセットは人気商品になっており、贈答用としてとてもおすすめです。
まとめ
父親にウイスキーをプレゼントする場合は、父親がどれくらいウイスキーに詳しいのかを考慮して選びましょう。
詳しくない場合はジャパニーズやスコッチの有名銘柄がおすすめで、詳しい場合はもう一歩踏み込んだクラフトウイスキーを贈ると喜ばれると思います。
選びきれないという場合には飲み比べができるセットがおすすめ。迷っているなら下記のセットはいかがでしょうか。
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