ベンリアック10年(ザ・オリジナルワン)の評価やおすすめの飲み方は?

スコッチウイスキー

ベンリアックはスコットランドのスペイサイドを代表するシングルモルトウイスキー。
洋梨や青リンゴといったフルーツの爽やかさと、蜂蜜やバニラの甘い味わい、そして微かなスモキーさが見事に調和しており、非常に重層的な味わいを楽しむことができるボトルです

私自身も一時期は見事にハマり、このボトルばかり飲んでいたこともありました。
今でも必ず1本は常備しており、ゆったりとした気分のお供に楽しむウイスキーです。

この記事ではベンリアック10年の魅力について思う存分に語りたいと思います。

また、ベンリアック10年と併せて飲みたいおすすめウイスキーも紹介しているので、まだ手に取ったことがない方も、ベンリアック愛好家の方もぜひ最後までお付き合いください。

※この記事では「ベンリアック10年(ザ・オリジナルワン)」の紹介をしています。ベンリアック10年(スモーキー・テン)」に関してはまた別の記事で紹介する予定です。

ベンリアック10年の特徴と評価

バーボン樽、シェリー樽、オーク新樽といった3つの樽で熟成されたベンリアック10年は一言で言うと、奇跡的なバランスの取れたボトルと表現しても言い過ぎではないと思います

元々、フルーティーなウイスキーとスモーキーなウイスキーのどちらも好きだったのですが、池袋のBarで出会ったときに衝撃を受けたのを覚えています。

フルーツの華やかさと、燻したような香りが見事に調和し、重層的なハーモニーを実現している
初めて頂いた時は大分酔いも回っていたのですが、こんなにおいしい液体があるのかと、驚嘆しました。

若干のピート感があるので、ウイスキーに慣れてきた頃に手に取ってほしいウイスキーです

「余市」のような優しいピート感が好きな方や、「グレンフィディック」のような青リンゴ感が好きな方なら間違いなくハマるウイスキーだと思います

価格帯としては、4,500円~5,500円程度。自分は大体5,000円くらいで購入できるなら確保することが多いです。そこまで値段の変動も大きくはなく、手に取りやすいウイスキーだと思います。

ベンリアック10年(ザ・オリジナルワン)の味わい

味わいの特徴を細かく分けると次のように言うことができます。

香り(Aroma)

ベンリアック10年の香りには、新鮮でフルーティーなノートが感じられることがあります。

グリーンアップルや洋梨の甘さが香りの中で際立つち、軽いハチミツやバニラの甘い香りも感じられ、花のニュアンスが香りを彩ります。

味わい(Palate)

パレットにはフルーツの濃厚な味わいが広がります。リンゴや洋梨、時には桃やアプリコットの風味が感じられます。

バニラやハチミツの甘さが感じられつつ、シトラスフルーツの爽やかなアクセントが加わり、マルティな質感や軽いスパイスが味わいに深みを与えています。

フィニッシュ(Finish)

フィニッシュは比較的長く、甘さと軽いスパイスが調和した余韻が楽しむことができます。

口の中にはハチミツやバニラの甘さが残り、樽由来のニュアンスも多少感じられることがあります。

色(Color)

一般的には明るいゴールデンイエローから琥珀色がかった、明るめの金褐色が見られます。

光に透かして見るととても綺麗で、個人的にはとても気に入っている色味です。

ベンリアック10年(ザ・オリジナルワン)のおすすめの飲み方

ストレートもしくはハイボールがおすすめです。特にウイスキーをあまり飲み慣れていない方はハイボールから入るのが良いかと思います

ストレートではとにかく香りの良さと、洋梨や青リンゴのようなフルーティーさが際立ち、そこにバニラとピートのほのかな薫りが加わって、非常に美味しいです

ただ、熟成年数の低さからか舌先がピリつくような若干のアルコール感を感じるため、飲み慣れていないと楽しむには時間がかかるかもしれません。

 

ソーダで割ると爽やかなフルーツが全面的に押し出され、ゴクゴク飲みやすいハイボールになります

若干のスモーキーさも良いアクセントになり、アルコール感も気にならないので、暑い日などはハイボールは特におすすめです。

ベンリアック10年(ザ・オリジナルワン)好きにおすすめのウイスキー

グレンファークラス10年

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グレンファークラス
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スペイサイド地方の蒸留所であるグレンファークラスの10年物は、蜂蜜やバニラの甘さがあり、リンゴやシトラスの爽やかなフルーツノートも感じられるエレガントなウイスキー。

ハイボールにするとちょうど良い感じがします。ストレートで飲むなら15年などの長期熟成の方がビターな感じとレーズンの風味のバランスが取れており、美味しいです

アベラワー12年

アベラワーはハイランド地方に位置する蒸留所で、12年物はリンゴのような豊かな果実味と蜂蜜の甘さが特徴です。

ミディアムボディでバランスが良く、幅広い層のウイスキー愛好者に支持されています。ハイボールよりもストレートで飲みたいという方には特におすすめです

グレンフィディック12年

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GLENFIDDICH(グレンフィディック)
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鹿のロゴと緑色のボトルが特徴的なウイスキー。青リンゴや洋梨を連想させるフレーバーで、ハイボールとして飲むと最高に爽やかで美味しいです。

スモーキーさはないですが、果物の香りと味わいをより楽しみたいという方にはぜひ飲んでもらいたいウイスキーです

グレンフィディック12年については以下の記事で詳しく紹介しています。

グレンフィディック12年の評価とおすすめの飲み方を語ってみた>>

まとめ

ベンリアック10年(ザ・オリジナルワン)はフルーティーさと微かなスモーキーさが見事に調和した素晴らしいボトルです。

青リンゴや洋梨のような味わいで、ハイボールが好きな方にはぜひ手に取ってほしい1本となっています。

他の方のレビューが気になる場合は、ぜひ下記のリンク先で確認してください。

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